祭り

トレドに深く根付いている伝統と習慣は、祭りに大きく反映されています。たとえば、旧市街の細い石畳をキリストの復活を祝う神輿の行列が練り歩くコルプス・クリスティ(聖体祭)は、何世紀にもわたって受け継がれてきたトレドの代表的な祭りで、国際観光財産にも指定されています。この開催期間中は、町中が1年のうちで最も優雅に飾りつけられます。

この時ばかりは道という道を蓋うように庇が掛けめぐらされ、タイム、ローズマリー、ラベンダーといった香草が絨毯のように道一面に散りばめられます。道の両側に建てられている古いアパートのバルコニーには、色とりどりの花が飾られや、家紋入りの旗が掛けられ、16世紀の金細工職人、エンリケ・デ・アルフェ作のクストディア(聖体顕示台)を載せた神輿の煌びやかな行列の到着を待ちうけるのです。この祭りの期間は、パティオ・コンクールも開かれるので、きれいに飾りつけられて一般公開された伝統的なパティオを訪れるのに、ちょうどいいチャンスです。

春には、国定観光財産に指定されている、セマナ・サンタ(聖週間)を祝います。キリストが十字架に架けられるという聖書で最も大切な一節を記念するこの行事では、深夜、ろうそくの光が照らす中、各教会や修道院から悲しげな神輿が出発し、沈黙の行進が続くので、町は峻厳な空気に包まれます。

宗教的でありながらも、最も大衆的な祭りといえば、人里から離れた礼拝堂へ巡礼し、村中で祝う巡礼祭、日本の縁日にあたるフェリア、フィエスタがあげられるでしょう。夏が始まると、サグラリオの聖母マリアやその他多くの巡礼祭が開催されますが、なかでも最も有名なのは、5月1日に行われるバジェの聖母マリアの巡礼祭で、礼拝堂のあるバジェやその付近の野原に、トレド中の人々が繰りだします。

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