トレドに精通するには

首都マドリードから南に70㎞という近さでスペイン中央部に位置し、ポルトガルへ流れるタホ川に囲まれた丘陵に町が形成されているトレドは、1986年にユネスコ世界遺産に登録されました。

第二のローマと言われるように、歴史的にも文化的にも、この町は独特の発展を遂げてきました。イスラム教、ユダヤ教、キリスト教という世界の三大一神教 が、「岩場だらけの悲嘆、文明のゆりかご」とセルバンテスが詠んだトレドに足跡を残してきたのです。タホ川は、イベリア半島全ての人々の心に響く歴史を見 つめてきました。

カスティーリャ・ラ・マンチャ州の古都トレドは、長きに渡って類まれなこの千年都市の歴史遺産を守り続けてきました。教会、シナゴーグ、モスク、修道院、 城壁、橋、鐘楼はもちろんのこと、異なる時代と様式の組み合わせから生まれた建物やデザインは無数に残されており、トレド全体を一つの美術館にしているの です。

曲がりくねった路地や石畳、広場やパティオの数々に迷い込む経験は、訪れた人々に新鮮な感動を呼ぶことでしょう。長い坂道を登り、頂上から彼方の地平線や 旧市街に目をやれば、旅人の目を捉えて離さない街角や広場に囲まれた、悠久の時の流れた石造りの建物の連なりが鮮やかに浮かび上がってくるのです。

奥まで入り、探し、尋ねて……、そして、できれば路地に迷い込んでみてください。トレドとの出会いと発見が続くに違いありません。

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