サン・イルデフォンソ教会(イエズス会教会)

1767年にカトリックから追放されたイエズス会が、トレドに修道院と教会を持つこと許されるには、シリセオ枢機卿の死を待つ必要がありました。バルトロメ・デ・カランサ神父がその座を継承したことで、トレドには反対者がいなくなりました。

彼はこの教会を、ローマにあるイエズス会総本山のイル・ジェズ教会のようにしようと考え、石の正面ファサードに大きな窓をつけたり、コンパニアの聖人たちを収める聖壇のニッチの枠に巨大なコリント風の柱を用いたりしたため、完成するまで150年以上もかかりました。守護聖人である12世紀のトレドの司教サン・イルデフォンソが、司祭がミサの時に着る上祭服をまとった姿で入口の中心の彫刻「上祭服の着衣」に登場しています。この舞台と、煉瓦の塔は、周囲に唯一の適応するものです。カテドラルやアルカサルとほぼ同じ高さの半円形の丸屋根は、遠くからも非常に目立ちます。

この大工事に参加した建築家には、カテドラルの匠、バルトロメ・スンビゴとサルセドがおり、後者は外壁と塔を手掛けました。教会は1718年に完成しましたが、中央礼拝堂、聖具保管室、聖遺物を保管する八角室は、完成するまでにさらに40年も待たなければなりませんでした。

イエズス会の戒律通り、内部は、ラテン十字形で、身廊は一つ、側廊に礼拝堂があります。中央礼拝堂は丸屋根の下の円筒壁体と、採光用の越屋根を持つ丸天井に覆われ、守護聖人サン・イルデフォンソに捧げる大きな衝立があります。

彫刻は、聖ホセ(聖ヨセフ)、使徒など、ほとんどがヘルマン・ロペスの作品です。交差廊にある聖書的な聖ホセの内陣障壁は、スペインからイエズス会が追放された後に、今は無きサン・フアン・バウティスタ教区から移されたものです。

最近修復されたこの教会は、一般公開されるようになりました。細い塔に登ると、トレドが360°見渡せるパノラマの景観や、顔を突き合わせるように見える細いカテドラルの塔など、他にはない景色を堪能することができます。

Este sitio usa cookies de navegación, que recogen información genérica y anónima, siendo el objetivo último mejorar el funcionamiento de la web. Si continuas navegando, consideramos que aceptas el uso de cookies. Más información sobre las cookies y su uso en POLITICA DE COOKIES